ラファエラは度々、自分は「軟弱な精神」は好きではない、と述べていた。彼女は、同時代の言葉遣いであると言える「弱々しい軟弱な精神ではなく、堅固で勇敢な精神」を賞賛していた…「真面目な霊的生活」、「精錬された魂」と言った意味である。
彼女が執務室で、あるいは自室で沈黙のうちに、あるいは内省しつつ書いた初期のシスターたち宛の手紙の中に、私たちは彼女の心が、いかに確信に満ちていたかを垣間見ることができる。
「絶えず、私たちの熱意を高めましょう」(1881年7月)
「イエスを堅固な心でお愛ししましょう。お望みなら奇跡すら行って。」(1883年5月)
「自分が好きなことは負担になりません。」(1883年9月)
「周りの人々が幸せになるように行動すること、それこそ本当の愛。」(1882年5月)
彼女は度々率直であったが、その飾らない言葉には愛情が溢れている。
「あなたの心はスズメより小さいよう」と彼女はあるシスターに1885年8月に書いている。
また1895年3月には別のシスターに「砂の一粒に対しても誠実さを示しなさい」とも書いている。
「どんなに些細なことをする時も、恵みと栄光を今よりもう少し頂けるよう願いながらしましょう。」(1897年11月)